『枕草子』三能章段配列対照表

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(2004.02.25作成)

大系
三巻本冒頭

全書
1春はあけぼの 1
2頃は 2
3正月一日は 3
4三月三日は
5四月,祭の頃
6おなじことなれどもきき耳ことなるもの 4
7思はん子を 5
8大進生昌が家に 6
9うへにさぶらふ御猫は 7
10正月一日,三月三日は 8
11よろこび奏するこそ 9
12今内裏のひむがしをば 10
13山は 11
14市は 12
15峰は 13
16原は 14
17淵は 15
18海は 16
19みささぎは 17
20わたりは 18
21たちは(三巻本のみ) 19
22家は 20
23清涼殿の丑寅のすみの 21
24おひさきなく 22
25すさまじきもの 23
26たゆまるるもの 24
27人にあなづらるるもの 25
28にくきもの 26
29こころときめきするもの 27
30すぎにしかた恋しきもの 28
31こころゆくもの 29
32檳榔毛は 30
33説経の講師は 31
蔵人など,昔は
34菩提といふ寺に 32
35小白河といふ所は 33
36七月ばかりいみじうあつければ 34
37木の花は 35
38池は 36
39節は五月にしく月はなし 37
40花の木ならぬは 38
41鳥は 39
42あてなるもの 40
43虫は 41
44七月ばかりに 42
45にげなきもの 43
46細殿に人あまたゐて 44
47主殿司こそ 45
48をのこは 46
49職の御曹司の西面の 47
50馬は 48
51牛は 49
52猫は 50
53雑色・随身は 51
54小舎人童 52
55牛飼は 53
56殿上の名対面こそ 54
57若くよろしき男の 55
58若き人,ちごどもなどは 56
59ちごは,あやしき弓
60よき家の中門あけて 57
61滝は 58
62河は 59
63あかつきに帰らん人は 60
64橋は 61
65里は 62
66草は 63
67草の花は 64
68集は 65
69歌の題は 66
70おぼつかなきもの 67
71たとしへなきもの 68
72夜烏どものゐて
73しのびたる所にありては 69
また冬の夜,いみじうさむきに
74懸想人にて来たるは 70
75ありがたきもの 71
76内裏の局,細殿いみじうをかし72
77まいて,臨時の祭の調楽などは 73
78職の御曹司におはします頃,木立などの 74
79あぢきなきもの 75
80心地よげなるもの 76
81御仏名のまたの日 77
82頭の中将の,すずろなるそら言を 78
83かへる年の二月廿日よ日 79
84里にまかでたるに 80
85物のあはれ知らせ顔なるもの 81
86さて,その左衛門の陣などに 82
87職の御曹司におはします頃,西の廂にて 83
(さて,)師走の十よ日の程に
88めでたきもの 84
89なまめかしきもの 85
90宮の五節いださせ給ふに 86
91細太刀に平緒つけて 87
92内裏は,五節の頃こそ 88
93無名といふ琵琶の御琴を 89
94上の御局の御簾の前にて 90
95ねたきもの 91
96かたはらいたきもの 92
97あさましきもの 93
98くちをしきもの 94
99五月の御精進のほど 95
100職におはします頃,八月十日よ日の(三巻本のみ) 96
101御かたがた,君たち 97
102中納言まゐり給ひて 98
103雨のうちはへ降るころ 99
104淑景舎,東宮にまゐり給ふほどのことなど 100
105殿上より,梅のみな散りたる枝を 101
106二月つごもり頃に 102
107(ゆくすゑ)はるかなるもの 103
108方弘は,いみじう人に 104
109見ぐるしきもの 105
110いひにくきもの 106
111関は 107
112森は 108
113原は(三巻本のみ) 109
114卯月のつごもりがたに 110
115つねよりことにきこゆるもの 111
116絵にかきおとりするもの 112
117かきまさりするもの 113
118冬は,いみじうさむき 114
夏は
119あはれなるもの 115
120正月に寺にこもりたるは 116
121いみじう心づきなきもの 117
122わびしげに見ゆるもの 118
123暑げなるもの 119
124はづかしきもの 120
125むとくなるもの 121
126修法は 122
127はしたなきもの 123
128八幡の行幸のかへらせ給ふに
129関白殿,黒戸より出でさせ給ふ 124
130九月ばかり,夜一夜 125
131七日の日の若菜を 126
132二月,宮の司に 127
133頭の弁の御もとより 128
134などて,官得はじめたる 129
135故殿の御ために 130
136頭の弁の,職にまゐり給ひて 131
137五月ばかり,月もなういとくらきに 132
138円融院の御はての年 133
139つれづれなるもの 134
140つれづれなぐさむもの 135
141とり所なきもの 136
142なほめでたきこと 137
143殿などのおはしまさで後 138
144正月十よ日のほど 139
145きよげなる男の 140
146碁を,やむごとなき人のうつとて 141
147おそろしげなるもの 142
148きよしと見ゆるもの 143
149いやしげなるもの 144
150胸つぶるるもの 145
151うつくしきもの 146
152人ばへするもの 147
153名おそろしきもの 148
154見るにことなることなきものの文字に書きてことごとしきもの 149
155むつかしげなるもの 150
156えせものの所得るをり 151
157くるしげなるもの 152
158うらやましげなるもの 153
159とくゆかしきもの 154
160心もとなきもの 155
161故殿の御服のころ 156
宰相の中将斉信・宣方の中将・道方の少納言などまゐり給へるに 157
162弘徽殿とは
163むかしおぼえて不用なるもの 158
164たのもしげなきもの 159
165読経は 160
166近うて遠きもの 161
167遠くて近きもの 162
168井は 163
169野は 164
170上達部は 165
171君達は 166
172受領は(二類本より) 167
173権の守は 168
174大夫は 169
175法師は 170
176女は 171
177六位の蔵人などは 172
178女のひとりすむ所は 173
179宮仕人の里なども 174
180ある所になにの君とかや 175
181雪のいと高うはあらで 176
182村上の前帝の御時に 177
183御形の宣旨の 178
184宮にはじめてまゐりたるころ 179
185したり顔なるもの 180
186位こそ猶めでたき物はあれ 181
187かしこきものは(乳母のをとここそあれ) 182
188病は 183
189十八九ばかりの人の
190八月ばかりに,白き単
191すきずきしくて 184
192いみじう暑き昼中に(三巻本のみ) 185
193南ならずは東の(三巻本のみ) 186
194大路近なる所にて聞けば(三巻本のみ) 187
195ふと心おとりとかするものは 188
196宮仕人のもとに 189
197風は 190
198八九月ばかりに雨にまじりて
199九月つごもり,十月のころ
200野分のまたの日こそ 191
201心にくきもの 192
202五月の長雨のころ
203ことにきらきらしからぬ男の
204島は 193
205浜は 194
206浦は 195
207森は(三巻本のみ) 196
208寺は 197
209経は 198
210仏は 199
211書は 200
212物語は 201
213陀羅尼はあかつき 202
214あそびは夜 203
215あそびわざは 204
216舞は 205
217弾くものは 206
218笛は 207
219見るものは 208
220賀茂の臨時の祭
221行幸にならぶものは
222祭のかへさ
223五月ばかりなどに山里にありく 209
224いみじう暑きころ 210
225五月四日の夕つかた 211
226賀茂へまゐる道に 212
227八月つごもり 213
228九月廿日あまりのほど(三巻本のみ) 214
229清水などにまゐりて(三巻本のみ) 215
230五月の菖蒲の 216
231よくたきしめたる薫物の 217
232月のいとあかきに 218
233おほきにてよきもの 219
234短くてありぬべきもの 220
235人の家につきづきしきもの 221
236ものへ行く路に 222
237よろづのことよりも 223
238細殿にびんなき人なん 224
239三条の宮におはしますころ 225
240御乳母の大輔の命婦 226
241清水にこもりたりしに 227
242駅は 228
243社は 229
244蟻通の明神
245一条の院をば今内裏とぞいふ 230
246身をかへて,天人などは 231
247雪高う降りて 232
248細殿の遣戸を 233
249岡は 234
250降るものは 235
251雪は,檜皮葺
252日は 236
253月は 237
254星は 238
255雲は 239
256さわがしきもの 240
257ないがしろなるもの 241
258ことばなめげなるもの 242
259さかしきもの 243
260ただ過ぎに過ぐるもの 244
261ことに人に知られぬもの 245
262文ことばなめき人こそ 246
263いみじうきたなきもの 247
264せめておそろしきもの 248
265たのもしきもの 249
266いみじうしたてて婿とりたるに 250
267世の中になほいと心憂きものは(三巻本のみ) 251
268男こそ,なほいとありがたく(三巻本のみ) 252
269よろづのことよりも情あるこそ(三巻本のみ) 253
270人のうへいふを腹立つ人こそ(三巻本のみ) 254
271人の顔に,とり分きて 255
272古代の人の指貫着たるこそ(三巻本のみ) 256
273十月十よ日の月の 257
274成信の中将こそ,人の声は(三巻本のみ) 258
275大蔵卿ばかり耳とき人はなし 259
276うれしきもの 260
277御前にて人々とも 261
278関白殿,二月廿一日に 262
279たふたきこと 263
280歌は 264
281指貫は 265
282狩衣は 266
男はなにの色の衣をも着たれ
283単は 267
284下襲は 268
285扇の骨は 269
286檜扇は 270
287神は 271
288崎は 272
289屋は 273
290時奏する,いみじうをかし 274
291日のうらうらとある昼つかた 275
292成信の中将は,入道兵部卿の宮の 276
293つねに文おこする人の 277
294今朝はさしも見えざりつる空の
295きらきらしきもの 278
296神のいたう鳴るをりに 279
297坤元録(校本は源六)の御屏風こそ 280
298節分方違などして 281
299雪のいと高く降りたるを,例ならず御格子まゐらせて 282
300陰陽師のもとなる小わらはべこそ 283
301三月ばかり,物忌しにとて 284
302十二月廿四日,宮の御仏名の 285
303宮仕する人々の出で集りて 286
家ひろくきよげにて
304見ならひするもの 287
305うちとくまじきもの 288
306日のいとうららかなるに
307(右)衛門の尉なりける者の 289
308小原の殿の御母上とこそは 290
309また,業平の中将のもとに 291
310をかしと思ふ歌を 292
311よろしき男を下衆女などのほめて 293
312左右の衛門の尉を(三巻本のみ) 294
313大納言殿まゐり給ひて 295
314僧都の御乳母のままなど 296
315男は,女親亡くなりて 297
316ある女房の,遠江の子なる人を 298
317びんなき所にて 299
318「まことにや,やがては下る」と 300
一本1夜まさりするもの(三巻本のみ) 一本1
2火かげにおとるもの(三巻本のみ) 2
3聞きにくきもの(三巻本のみ) 3
4文字に書きてあるやうあらめど心得ぬもの(三巻本のみ) 4
5下の心かまへてきよげに見ゆるもの(三巻本のみ) 5
6女の表着は(三巻本のみ) 6
7唐衣は 7
8裳は 8
9汗衫は(三巻本のみ) 9
10織物は 10
11綾の紋は 11
12薄様色紙は(三巻本のみ) 12
13硯の箱は(三巻本のみ) 13
14筆は(三巻本のみ) 14
15墨は(三巻本のみ) 15
16貝は(三巻本のみ) 16
17櫛の箱は(三巻本のみ) 17
18鏡は(三巻本のみ) 18
19蒔絵は(三巻本のみ) 19
20火桶は(三巻本のみ) 20
×夏のしつらひは(三巻本2類本のみ) 21
冬のしつらひは(三巻本2類本のみ)
21畳は(三巻本のみ) 22
22檳榔毛は(三巻本のみ) 23
23松の木立高き所の 24
24きよげなるわらはべの
25宮仕所は 25
26荒れたる家の蓬ふかく(三巻本のみ) 26
27池ある所の五月長雨のころこそ(三巻本のみ)
28長谷にまうでて局にゐたりしに 27
29女房のまゐりまかでには 28
×一本 うしかひはおほきにてといふ次に ほうしは(ことすくなゝる)・女は・女のあそひは(二類本のみ,校本三巻本逸文目次より)
×一本 心にくき物の下 夜ゐにまいりたるそうを(二類本のみ,校本三巻本逸文目次より)
×また一本 霧は・いてゆは・たうには・ときは・下すたれは・めもあやなる物・めてたき物の人に名につきていふかひなくきこゆる・見るかひなき物・まつしけなる物・ほいなき物(二類本のみ,校本三巻本逸文目次より)
319この草子,目に見え心に思ふ事を 301
左中将,まだ

※校本
※全集
※能因本冒頭
1 1春はあけぼの
2 2ころは
3 3正月一日は



4 4ことことなるもの
5 5思はむ子を
6 6大進生昌が家に
7 7うへに候ふ御猫は
8 8正月一日,三月三日は
9 9よろこび奏するこそ
10 10今内裏の東をば(三巻本12の前半のみ,後半は295「定て僧都に袿なし」)
11 11山は
12 12峰は
13 13原は
14 14市は
15 15淵は
16 16海は
17 17みささぎは
18 18わたりは
19 19家は
20 20清涼殿の丑寅の隅の
21 21生ひさきなく,まめやかに
22 22すさまじきもの
23 23たゆまるるもの
24 24人にあなづらるるもの
25 25にくきもの
26 26にくきもの,乳母の男こそあれ(240にもあり)
27 27文ことばなめき人こそ
28 28暁に帰る人の
29 29心ときめきするもの
30 30過ぎにし方恋しきもの
31 31心ゆくもの
32 32檳榔毛は
33 33牛は
34 34馬は
35 35牛飼は
36 50雑色随身は
37 37小舎人は
38 38猫は
39 39説経師は
40 40蔵人おりたる人,昔は
41 41菩提といふ寺に
42 42小白河といふ所は
43 43七月ばかり,いみじくあつければ
44 44木の花は
45 45池は
46 46節は
47 47木は
48 48鳥は
49 49あてなるもの
50 50虫は
51 51七月ばかりに,風の
52 52にげなきもの(三巻本45の前半のみ,後半は304「かたちよき君達の,弾正にておはする」
53 53細殿に人とあまたゐて
54 54月夜にむな車のありきたる(能因本のみ)
55 55主殿司こそ
56 56をのこは,また随身こそ
57 57職の御曹司の立蔀のもとにて
58 58殿上の名対面こそ
59 59若くてよろしき男の
60 60若き人とちごとは
62 62人の家の門の前をわたるに
61 61よろづよりは,牛飼童べの(能因本のみ)
63 63よき家の中門あけて
64 64滝は
65 65橋は
66 66里は
67 67草は
68 68集は
69 69歌の題は
70 70草の花は
71 71おぼつかなきもの
72 72たとしへなきもの
73 73常磐木おほかる所に
74 74しのびたる所に
75 75また,冬のいみじく寒きに
76 76懸想文にて来たるは
77 77ありがたきもの
78 78うち局は
79 79まして,臨時の祭の調楽などは
80 80職の御曹司におはしますころ,木立など
81 81あぢきなきもの
82 82いとほしげなき事(能因本のみ)
83 83心ちよげなるもの
8484取り持たる者
85 85御仏名ノ朝
86 86頭中将のそぞろなるそら言にて
87 87返る年の二月二十五日に
88 88里にまかでたるに
89 89物のあはれ知らせ顔なるもの(112にもあり)
90 90さてその左衛門の陣,行きて後
91 91職の御曹司におはしますころ,西の廂に
92 92めでたきもの
93 93なまめかしきもの
94 94宮の五節出ださせたまふに
95 95細太刀の平緒つけて,清げなるをのこ
96 96内裏は,五節のほどこそ
97 97無名といふ琵琶
98 98うへの御局の御簾の前にて
99 99御乳母の大輔の,今日
100 100ねたきもの
101 101かたはらいたきもの
102 102あさましきもの
103 103くちをしきもの
104 104五月の御精進のほど,職に
105 105御方々,君達,上人など,御前に
106 106中納言まゐらせたまひて
107 107雨のうちはへ降るころ
108 108淑景舎,春宮にまゐりたまふほどの事など
109 109殿上より
110 110二月つごもり,風いたく吹きて
111 111はるかなるもの
112 112物のあはれ知らせ顔なるもの(89にもあり)
113 113方弘は,いみじく
114 114関は
115 115森は
116 116卯月のつごもりに,長谷寺に
117 117湯は(能因本と三巻本の二類本のみ)
118 118常よりことに聞ゆるもの
119119絵にかきておとるもの
120 120かきまさりするもの
121 121冬は
122 122夏は
123 122あはれなるもの
124 124正月寺に籠りたるは
125 125いみじく心づきなきものは(306にもあり)
126 126わびしげに見ゆるもの
127 127暑げなるもの
128 128はづかしきもの
129 129むとくなるもの
130 130修法は
131 131はしたなきもの
132 132関白殿の,黒戸より出でさせたまふとて
133 133九月ばかり夜一夜降り明かしたる雨の
134 134七日の日の若菜を
135135二月官の司に
136 136頭弁の御もとよりとて
137 137などて官得はじめたる六位笏に
138 138故殿の御ために,月ごとの十日
139 139頭弁の,職にまゐりたまひて
140 140五月ばかりに,月もなくいと暗き夜
141 141円融院の御果ての年
142 142つれづれなるもの
143 143つれづれなぐさむもの
144 144とりどころなきもの
145 145なほ世にめでたきもの 臨時の祭のおまへばかりの事
146 146故殿などおはしまさで,世ノ中に事出で来
147 147正月十日,空いと暗う
148 148清げなるをのこの,双六を
149 149碁をやんごとなき人の打つとて
150 150おそろしげなるもの
151 151清しと見ゆるもの
152 152きたなげなるもの(能因本のみ)
153 153いやしげなるもの
154 154胸つぶるるもの
155 155うつくしきもの
156 156人ばへするもの
157 157名おそろしきもの
158 158見るにことなる事なきもの,文字に書きてことごとしき
159 159むつかしげなるもの
160 160えせものの所得るをりのこと
161 161苦しげなるもの
162 162うらやましきもの
163 163とくゆかしきもの
164 164心もとなきもの
165165故殿の御服のころ
166 166宰相中将斉信,宣方の中将と
167 167昔おぼえて不用なるもの
168 168たのもしげなきもの
169 169読経は 不断経
170 170近くて遠きもの
171 171遠くて近きもの
172 172井は
173 173受領は
174 174やどりづかさの権の守は
175 175大夫は
176 176六位の蔵人,思ひかくべき事にもあらず。かうぶり得て
177 177女の一人住む家などは
178 178宮仕へ人の里なども
179 179雪のいと高くはあらで
180 180村上の御時,雪のいと高う降りたるを
181 181みあれの宣旨の,五寸ばかりなる
182 182宮にはじめてまゐりたるころ
183 183したり顔なるもの
184 184位こそなほめでたきものにはあれ。同じ人ながら,大夫の君や,侍従の君など聞ゆるをりは




185 185風は

















186 186野分のまたの日こそ
187 187心にくきもの
188 188島は
189 189浜は
190 190浦は
191 191寺は
192 192経は
193 193文は
194 194仏は
195 195物語は
196 196野は
197 197陀羅尼は 暁
198 198遊びは 夜
199 199遊びわざは さまあしけれど
200 200舞は
201 201弾き物は
202 202笛は
203 203見るものは
204 204五月ばかり山里にありく
205 205いみじう暑きころ







206 206五月の菖蒲の,秋冬過ぐるまで
207 207よくたきしめたる薫物の
208 208月のいと明き夜
209 209大きにてよきもの
210 210短くてありぬべきもの
211 211人の家につきづきしきもの
212 212物のへ行く道に,清げなるをのこの
213 213行幸はめでたきもの(能因本のみ)
214 214よろづの事よりも,わびしげなる車に
215 215細殿にびんなき人なむ,暁にかさささせて出でけるを
216 216四条ノ宮におはしますころ
217 217十月十余日の月いと明かきに
218 218大蔵卿ばかり耳とき人はなし
219 219硯きたなげに塵ばみ(能因本のみ)
220 220人の硯を引き寄せて(能因本のみ)
221 221めづらしきと言ふべき事にはあらねど,文こそなほ(能因本のみ)
222 222河は
223 223むまやは
224 224岡は
225 225社は
226 226降るもの
227 227日は
228 228月は
229 229星は
230 230雲は
231 231さわがしきもの
232 232ないがしろなるもの
233 233ことばなめげなるもの
234 234さかしきもの
235 235上達部は
236 236君達は
237 237法師は
238 238女は
239 239宮仕へ所は
240 240にくきもの,乳母の男こそあれ(26にもあり)
241 241一条院をば今内裏とぞいふ
242 242身をかへたらむ人はかくやあらむと見ゆるものは
243 243雪高う降りて,今もなほ降るに
244 244細殿の遣戸を押しあけたれば
245 245ただ過ぎに過ぐるもの
246 246ことに人に知られぬもの
247 247五六月の夕がた,青き草を
248 248賀茂へ詣づる道に
249 249八月つごもりに,太秦に詣づとて
250 250いみじくきたなきもの
251 251せめておそろしきもの
252 252たのもしきもの
253 253いみじうしたてて婿取りたるに
254 254うれしきもの
255 155御前に人々あまた,物仰せらるるついでなどに
256 256関白殿,二月十日のほどに,法興院の
257 257たふたき事
258 258歌は
259 259指貫は
260260狩衣は
261おとこはなに色のきぬも
261単は
262 262男も女もよろづの事にまさりてわろきもの ことばのあやしく使ひたるこそあれ
263 263下襲は
264 264扇の骨は
265 286檜扇は
266 266神は
267 267崎は
268 268屋は
269 269時奏するいみじうをかし
270 270日のうらうらとある昼つかた
271 271成信の中将は,入道兵部卿宮の御子にて
272 272常に文おこする人の
273 273ただ朝は,さしもあらざりつる空の,いと暗うかき曇りて
274 274きらきらしきもの
275 275神のいたく鳴るをりに
276 276坤元録(校本は源六)の御屏風こそ,をかしうおぼゆる名なれ
277 277方違へなどして,夜深く帰る
278 278雪のいと高う降りたるを
279 279陰陽師のもとなる童べ
280 280三月ばかり物忌しにとて
281 281清水に籠りたるころ
282 282十二月二十四日,宮の御仏名の初夜
283 283宮仕する人々の出であつまりて
284 284家ひろく清げにて,親族はさらなり
285 285見ならひするもの
286 286うちとくまじきもの
287 287右衛門尉なる者の,えせなる親を持たりて
288 288また,小野殿の母上こそは
289 289また,業平が母の宮の
290 290をかしと思ひし歌などを草子に書きておきたるに
291 291よろしき男を,下衆女などのめで
292 292大納言殿まゐりて,文のことなど奏したまふに
293 293僧都の君の御乳母,御匣殿とこそは
294 294男は,女親亡くなりて,親一人ある
295295定て僧都に袿なし(三巻本12の後半のみ,前半は10「今内裏の東をば」)
296 296まことや,かうやへくだると言ひける人に
297 297ある女房の,遠江の守の子なる人を語らひてあるが
298 298便なき所にて,人に物を言ひけるに
299 299唐衣は
300 300裳は
301 301織物は
302 302紋は
303 303夏のうは着は(能因本のみ)
304304かたちよき君達の,弾正にておはする(三巻本45の後半のみ,前半は52「にげなきもの」)
305 305病は
306 306いみじく心づきなきものは(125にもあり)
307 307宮仕へ人のもとに来などする男の,そこにて
308 308初瀬に詣でて,局にゐたるに
309 309言ひにくきもの
310 310四位五位は冬。六位は夏(能因本のみ)
311 311品こそ男も女もあらまほしき事なンめれ(能因本のみ)
312 312人の顔にとりつきてよしと見ゆる所は
313 313たくみの物食ふこそ,いとあやしけれ(能因本のみ)
314 314物語をもせよ,昔物語もせよ(能因本のみ)
178 178宮仕へ人の里なども
315 315ある所に,中の君とかや言ひける人のもとに
316 316女房のまかり出でまゐりする人の,車を借りられば
317 317好き好きしくて一人住みする人の
318 318清げなる若き人の,直衣も,うへの衣も,狩衣もいとよくて(能因本のみ)
319319松の木立高う,庭ひろき家の
320 320見苦しきもの
321 321物暗うなりて,文字も書かれずなりにたり。筆も使ひ果てて,これを書き果てばや。この草子は,目に見え心に思ふ事を,人やは見むずると思ひて
322322左中将のいまだ伊勢の守と聞えし時
323 323わが心にもめでたくも思ふ事を,人に語り(長跋,能因本のみ)


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