『枕草子』章段対照表

『枕草子』の主な注釈書の章段番号の対照表です。
岩波書店『日本古典文学大系』(大系)が最も細かく切られており,かつその章段番号が多くの辞書類で利用されているので,基準(左端)としました。その他の注釈書における章段分けは,薄紫色()で示した17箇所を除くと,全く同じです。
従来のものでは『枕草子大事典』(勉誠出版,H13)所収の「章段対照表」が便利ですが,それと本表とのちがいは,上の基準以外に,1.『和泉古典叢書』の略称を「叢書」ではなく「和泉」としたこと,2.『枕草子 本文及び総索引』(三巻本の索引)ではなく章段分けの元になった『校本枕冊子』(底本は能因本※,「校本」と略す)を掲げたこと,3.『三巻本枕草子本文集成』(「本文」)及び『講談社学術文庫』(「学術」)を追加したこと,4.能因本系統※の小学館『日本古典文学全集』(「全集」の見出し(=冒頭)も掲げたことです。
○×は,その章段の有無を表します。但し「×」の場合も,注に掲げられている場合があります。
まちがいについては,ご指摘いただけたら幸いです。
この表で取り上げた注釈書等の一覧はこちら(別ウィンドウが開きます)。
能因本を基準にした対照表はこちら
(2004.02.25作成,2004.02.27修正)
'58
大系

岩波文庫
ほるぷ
三巻本冒頭
'47
全書

全講
新校本
'77
集成

解環
桃尻
'79-
角文
'87
和泉
'91
新大系
'97
新全集
'98
勉誠

事典
'99
本文
'99-
学術
'53-
校本

索引

'74
全集

完訳
※能因本冒頭
1春はあけぼの 1111 111111 1春はあけぼの
2頃は 2222 222222 2ころは
3正月一日は 3 33333 3正月一日は
4三月三日は
5四月,祭の頃
6おなじことなれどもきき耳ことなるもの 4333 344444 4ことことなるもの
7思はん子を 5444 455555 5思はむ子を
8大進生昌が家に 6555 566666 6大進生昌が家に
9うへにさぶらふ御猫は 7666 677777 7うへに候ふ御猫は
10正月一日,三月三日は 8777 788888 8正月一日,三月三日は
11よろこび奏するこそ 9888 899999 9よろこび奏するこそ
12今内裏のひむがしをば 10999 91010101010 10今内裏の東をば
295295定て僧都に袿なし
13山は 11101010 101111111111 11山は
14市は 12111111 111212121214 14市は
15峰は 13121212 121313131312 12峰は
16原は 14131313 131414141413 13原は
17淵は 15141414 141515151515 15淵は
18海は 16151515 151616161616 16海は
19みささぎは 17161616 161717171717 17みささぎは
20わたりは 18171717 171818181818 18わたりは
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21たちは 19181818 1819191919逸1 ××
22家は 20191919 192020202019 19家は
23清涼殿の丑寅のすみの 21202020 202121212120 20清涼殿の丑寅の隅の
24おひさきなく 22212121 212222222221 21生ひさきなく,まめやかに
25すさまじきもの 23222222 222323232322 22すさまじきもの
26たゆまるるもの 24232323 232424242423 23たゆまるるもの
27人にあなづらるるもの 25242424 242525252524 24人にあなづらるるもの
28にくきもの 26252525 252626262625 25にくきもの
29こころときめきするもの 27262626 262727272729 29心ときめきするもの
30すぎにしかた恋しきもの 28272727 272828282830 30過ぎにし方恋しきもの
31こころゆくもの 29282828 282929292931 31心ゆくもの
32檳榔毛は 30292929 293030303032 32檳榔毛は
33説経の講師は 31303030 303131313139 39説経師は
蔵人など,昔は 40 40蔵人おりたる人,昔は
34菩提といふ寺に 32313131 313232323241 41菩提といふ寺に
35小白河といふ所は 33323232 323333333342 42小白河といふ所は
36七月ばかりいみじうあつければ 34333333 333434343443 43七月ばかり,いみじくあつければ
37木の花は 35343434 343535353544 44木の花は
38池は 36353535 353636363645 45池は
39節は五月にしく月はなし 37363636 363737373746 46節は
40花の木ならぬは 38373737 373838383847 47木は
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41鳥は 39383838 383939393948 48鳥は
42あてなるもの 40393939 394040404049 49あてなるもの
43虫は 41404040 404141414150 50虫は
44七月ばかりに 42414141 414242424251 51七月ばかりに,風の
45にげなきもの 43424242 424343434352 52にげなきもの
304304かたちよき君達の,弾正にておはする
46細殿に人あまたゐて 44434343 434444444453 53細殿に人とあまたゐて
×× ×××× ×××××54 54月夜にむな車のありきたる
47主殿司こそ 45444444 444545454555 55主殿司こそ
48をのこは 46454545 454646464656 56をのこは,また随身こそ
49職の御曹司の西面の 47464646 464747474757 57職の御曹司の立蔀のもとにて
50馬は 48474747 474848484834 34馬は
51牛は 49484848 484949494933 33牛は
52猫は 50494949 495050505038 38猫は
53雑色・随身は 51505050 505151515136 36雑色随身は
54小舎人童 52515151 515252525237 37小舎人は
55牛飼は 53525252 525353535335 35牛飼は
56殿上の名対面こそ 54535353 535454545458 58殿上の名対面こそ
57若くよろしき男の 55545454 545555555559 59若くてよろしき男の
58若き人,ちごどもなどは 56555555 555656565660 60若き人とちごとは
59ちごは,あやしき弓 565656 56575762 62人の家の門の前をわたるに
×× ×××× ×××××61 61よろづよりは,牛飼童べの
60よき家の中門あけて 57575757 575857585763 63よき家の中門あけて
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61滝は 58585858 585958595864 64滝は
62河は 59595959 5960596059222 222河は
63あかつきに帰らん人は 60606060 606160616028 28暁に帰る人の
64橋は 61616161 616261626165 65橋は
65里は 62626262 626362636266 66里は
66草は 63636363 636463646367 67草は
67草の花は 64646464 646564656470 70草の花は
68集は 65656565 656665666568 68集は
69歌の題は 66666666 666766676669 69歌の題は
70おぼつかなきもの 67676767 676867686771 71おぼつかなきもの
71たとしへなきもの 68686868 686968696872 72たとしへなきもの
72夜烏どものゐて 69 697073 73常磐木おほかる所に
73しのびたる所にありては 69697069 707069716974 74しのびたる所に
また冬の夜,いみじうさむきに 75 75また,冬のいみじく寒きに
74懸想人にて来たるは 70707170 717170727076 76懸想文にて来たるは
75ありがたきもの 71717271 727271737177 77ありがたきもの
76内裏の局,細殿いみじうをかし 72727372 737372747278 78うち局は
77まいて,臨時の祭の調楽などは 73 7379 79まして,臨時の祭の調楽などは
78職の御曹司におはします頃,木立などの 74737473 747474757380 80職の御曹司におはしますころ,木立など
79あぢきなきもの 75747574 757575767481 81あぢきなきもの
×× ×××× ×××××82 82いとほしげなき事
80心地よげなるもの 76757675 767676777583 83心ちよげなるもの
8484取り持たる者
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81御仏名のまたの日 77767776 777777787685 85御仏名ノ朝
82頭の中将の,すずろなるそら言を 78777877 787878797786 86頭中将のそぞろなるそら言にて
83かへる年の二月廿日よ日 79787978 797979807887 87返る年の二月二十五日に
84里にまかでたるに 80798079 808080817988 88里にまかでたるに
85物のあはれ知らせ顔なるもの 81808180 818181828089
112
89
112
物のあはれ知らせ顔なるもの
86さて,その左衛門の陣などに 82818281 828282838190 90さてその左衛門の陣,行きて後
87職の御曹司におはします頃,西の廂にて 83828382 838383848291 91職の御曹司におはしますころ,西の廂に
(さて,)師走の十よ日の程に 83
88めでたきもの 84838484 848484858392 92めでたきもの
89なまめかしきもの 85848585 858585868493 93なまめかしきもの
90宮の五節いださせ給ふに 86858686 868686878594 94宮の五節出ださせたまふに
91細太刀に平緒つけて 87868787 8787878895 95細太刀の平緒つけて,清げなるをのこ
92内裏は,五節の頃こそ 88878888 888888898696 96内裏は,五節のほどこそ
93無名といふ琵琶の御琴を 89888989 898989908797 97無名といふ琵琶
94上の御局の御簾の前にて 90899090 909090918898 98うへの御局の御簾の前にて
95ねたきもの 91909191 9191919289100 100ねたきもの
96かたはらいたきもの 92919292 9292929390101 101かたはらいたきもの
97あさましきもの 93929393 9393939491102 102あさましきもの
98くちをしきもの 94939494 9494949592103 103くちをしきもの
99五月の御精進のほど 95949595 9595959693104 104五月の御精進のほど,職に
100職におはします頃,八月十日よ日の 96959696 9696969794逸2 ××
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101御かたがた,君たち 97969797 97979798
95
105 105御方々,君達,上人など,御前に
102中納言まゐり給ひて 98979898 9898989996106 106中納言まゐらせたまひて
103雨のうちはへ降るころ 99989999 99999910097107 107雨のうちはへ降るころ
104淑景舎,東宮にまゐり給ふほどのことなど 10099100100 10010010010198108 108淑景舎,春宮にまゐりたまふほどの事など
105殿上より,梅のみな散りたる枝を 101100101101 10110110110299109 109殿上より
106二月つごもり頃に 102101102102 102102102103100110 110二月つごもり,風いたく吹きて
107(ゆくすゑ)はるかなるもの 103102103103 103103103104101111 111はるかなるもの
108方弘は,いみじう人に 104103104104 104104104105102113 113方弘は,いみじく
109見ぐるしきもの 105104105105 105105105106103320 320見苦しきもの
110いひにくきもの 106105106106 106106106107104309 309言ひにくきもの
111関は 107106107107 107107107108105114 114関は
112森は 108107108108 108108108109106115 115森は
113原は 109108109109 109109109110×逸3 ××
114卯月のつごもりがたに 110109110110 110110110111107116 116卯月のつごもりに,長谷寺に
×× ×××× ×××××117 117湯は
115つねよりことにきこゆるもの 111110111111 111111111112108118 118常よりことに聞ゆるもの
116絵にかきおとりするもの 112111112112 112112112113109119119絵にかきておとるもの
117かきまさりするもの 113112113113 113113114110120 120かきまさりするもの
118冬は,いみじうさむき 114113114114 113114114115111121 121冬は
夏は 122 122夏は
119あはれなるもの 115114115115 114115115116112123 123あはれなるもの
120正月に寺にこもりたるは 116115116116 115116116117113124 124正月寺に籠りたるは
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121いみじう心づきなきもの 117116117117 116117117118114125
306
125
306
いみじく心づきなきものは
122わびしげに見ゆるもの 118117118118 117118118119115126 126わびしげに見ゆるもの
123暑げなるもの 119118119119 118119119120116127 127暑げなるもの
124はづかしきもの 120119120120 119120120121117128 128はづかしきもの
125むとくなるもの 121120121121 120121121122118129 129むとくなるもの
126修法は 122121122122 121122122123159130 130修法は
127はしたなきもの 123122123123 122123123124119131 131はしたなきもの
128八幡の行幸のかへらせ給ふに 124124 120
129関白殿,黒戸より出でさせ給ふ 124123125125 123124124125121132 132関白殿の,黒戸より出でさせたまふとて
130九月ばかり,夜一夜 125124126126 124125125126122133 133九月ばかり夜一夜降り明かしたる雨の
131七日の日の若菜を 126125127127 125126126127123134 134七日の日の若菜を
132二月,宮の司に 127126
128
128126127127128124135135二月官の司に
133頭の弁の御もとより 128 128125136 136頭弁の御もとよりとて
134などて,官得はじめたる 129127129129 127128129129126137 137などて官得はじめたる六位笏に
135故殿の御ために 130128130130 128129130130127138 138故殿の御ために,月ごとの十日
136頭の弁の,職にまゐり給ひて 131129131131 129130131131128139 139頭弁の,職にまゐりたまひて
137五月ばかり,月もなういとくらきに 132130132132 130131132132129140 140五月ばかりに,月もなくいと暗き夜
138円融院の御はての年 133131133133 131132133133130141 141円融院の御果ての年
139つれづれなるもの 134132134134 132133134134131142 142つれづれなるもの
140つれづれなぐさむもの 135133135135 133134135135132143 143つれづれなぐさむもの
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141とり所なきもの 136134136136 134135136136133144 144とりどころなきもの
142なほめでたきこと 137135137137 135136137137134145 145なほ世にめでたきもの 臨時の祭のおまへばかりの事
143殿などのおはしまさで後 138136138138 136137138138135146 146故殿などおはしまさで,世ノ中に事出で来
144正月十よ日のほど 139下137139139 137138139139136147 147正月十日,空いと暗う
145きよげなる男の 140138140140 138139140140137148 148清げなるをのこの,双六を
146碁を,やむごとなき人のうつとて 141139141141 139140141141138149 149碁をやんごとなき人の打つとて
147おそろしげなるもの 142140142142 140141142142139150 150おそろしげなるもの
148きよしと見ゆるもの 143141143143 141142143143140151 151清しと見ゆるもの
×× ×××× ×××××152 152きたなげなるもの
149いやしげなるもの 144142144144 142143144144141153 153いやしげなるもの
150胸つぶるるもの 145143145145 143144145145142154 154胸つぶるるもの
151うつくしきもの 146144146146 144145146146143155 155うつくしきもの
152人ばへするもの 147145147147 145146147147144156 156人ばへするもの
153名おそろしきもの 148146148148 146147148148145157 157名おそろしきもの
154見るにことなることなきものの文字に書きてことごとしきもの 149147149149 147148149149146158 158見るにことなる事なきもの,文字に書きてことごとしき
155むつかしげなるもの 150148150150 148149150150147159 159むつかしげなるもの
156えせものの所得るをり 151149151151 149150151151148160 160えせものの所得るをりのこと
157くるしげなるもの 152150152152 150151152152149161 161苦しげなるもの
158うらやましげなるもの 153151153153 151152153153150162 162うらやましきもの
159とくゆかしきもの 154152154154 152153154154151163 163とくゆかしきもの
160心もとなきもの 155153155155 153154155155152164 164心もとなきもの
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161故殿の御服のころ 156154156156 154155156156153165165故殿の御服のころ
宰相の中将斉信・宣方の中将・道方の少納言などまゐり給へるに 157 157154166 166宰相中将斉信,宣方の中将と
162弘徽殿とは 155157157 155156155
163むかしおぼえて不用なるもの 158156158158 156157158157156167 167昔おぼえて不用なるもの
164たのもしげなきもの 159157159159 157158159158157168 168たのもしげなきもの
165読経は 160158160160 158159160159158169 169読経は 不断経
166近うて遠きもの 161159161161 159160161160160170 170近くて遠きもの
167遠くて近きもの 162160162162 160161162161161171 171遠くて近きもの
168井は 163161163163 161162163162162172 172井は
169野は 164162164164 162163164163163196 196野は
170上達部は 165163165165 163164165164164235 235上達部は
171君達は 166164166166 164165166165165236 236君達は
172受領は(二類本より) 167165167167 165×167166166173 173受領は
173権の守は 168166168168 166166168167167174 174やどりづかさの権の守は
174大夫は 169167169169 167167169168168175 175大夫は
175法師は 170168170170 168168170169169237 237法師は
176女は 171169171171 169169171170170238 238女は
177六位の蔵人などは 172170172172 170170172171171176 176六位の蔵人,思ひかくべき事にもあらず。かうぶり得て
178女のひとりすむ所は 173171173173 171171173172172177 177女の一人住む家などは
179宮仕人の里なども 174172174174 172172174173173178 178宮仕へ人の里なども
180ある所になにの君とかや 175175175 173173175174174315 315ある所に,中の君とかや言ひける人のもとに
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181雪のいと高うはあらで 176173176176 174174176175175179 179雪のいと高くはあらで
182村上の前帝の御時に 177174177177 175175177176176180 180村上の御時,雪のいと高う降りたるを
183御形の宣旨の 178175178178 176176178177177181 181みあれの宣旨の,五寸ばかりなる
184宮にはじめてまゐりたるころ 179176179179 177177179178178182 182宮にはじめてまゐりたるころ
185したり顔なるもの 180177180180 178178180179179183 183したり顔なるもの
186位こそ猶めでたき物はあれ 181178181181 179179181180180184 184位こそなほめでたきものにはあれ。同じ人ながら,大夫の君や,侍従の君など聞ゆるをりは
187かしこきものは 182179182182 18018018218118126
240
26
240
にくきもの,乳母の男こそあれ
188病は 183180183183 181181183182182305 305病は
189十八九ばかりの人の
190八月ばかりに,白き単
191すきずきしくて 184181184184 182182184183183317 317好き好きしくて一人住みする人の
192いみじう暑き昼中に 185182185185 183183185184184逸5 ××
193南ならずは東の 186183186186 184184186185185逸6 ××
194大路近なる所にて聞けば 187184187187 185185187186186逸7 ××
195ふと心おとりとかするものは 188185188188 186186188187187262 262男も女もよろづの事にまさりてわろきもの ことばのあやしく使ひたるこそあれ
196宮仕人のもとに 189186189189 187187189188188307 307宮仕へ人のもとに来などする男の,そこにて
197風は 190187190190 188188190189189185 185風は
198八九月ばかりに雨にまじりて
199九月つごもり,十月のころ
200野分のまたの日こそ 191188191191 189191190190186 186野分のまたの日こそ
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201心にくきもの 192189192192 189190192191191187 187心にくきもの
202五月の長雨のころ ××
203ことにきらきらしからぬ男の
204島は 193190193193 190191193192192188 188島は
205浜は 194191194194 191192194193193189 189浜は
206浦は 195192195195 192193195194194190 190浦は
207森は 196193196196 193194196195195逸8 ××
208寺は 197194197197 194195197196196191 191寺は
209経は 198195198198 195196198197197192 192経は
210仏は 199196199199 196197199198198194 194仏は
211書は 200197200200 197198200199199193 193文は
212物語は 201198201201 198199201200200195 195物語は
213陀羅尼はあかつき 202199202202 199200202201201197 197陀羅尼は 暁
214あそびは夜 203200203203 200201203202202198 198遊びは 夜
215あそびわざは 204201204204 201202204203203199 199遊びわざは さまあしけれど
216舞は 205202205205 202203205204204200 200舞は
217弾くものは 206203206206 203204206205205201 201弾き物は
218笛は 207204207207 204205207206206202 202笛は
219見るものは 208205208208 205206208207207203 203見るものは
220賀茂の臨時の祭
221行幸にならぶものは
222祭のかへさ
223五月ばかりなどに山里にありく 209206209209 206207209208208204 204五月ばかり山里にありく
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224いみじう暑きころ 210207210210 207208210209209205 205いみじう暑きころ
225五月四日の夕つかた 211208211211 208209211210210247 247五六月の夕がた,青き草を
226賀茂へまゐる道に 212209212212 209210212211211248 248賀茂へ詣づる道に
227八月つごもり 213210213213 210211213212212249 249八月つごもりに,太秦に詣づとて
228九月廿日あまりのほど 214211214214 211212214213213逸9 ××
229清水などにまゐりて 215212215215 212213215214214逸10 ××
230五月の菖蒲の 216213216216 213214216215215206 206五月の菖蒲の,秋冬過ぐるまで
231よくたきしめたる薫物の 217214217217 214215217216216207 207よくたきしめたる薫物の
232月のいとあかきに 218215218218 215216218217217208 208月のいと明き夜
233おほきにてよきもの 219216219219 216217219218下218209 209大きにてよきもの
234短くてありぬべきもの 220217220220 217218220219219210 210短くてありぬべきもの
235人の家につきづきしきもの 221218221221 218219221220220211 211人の家につきづきしきもの
236ものへ行く路に 222219222222 219220222221221212 212物のへ行く道に,清げなるをのこの
×× ×××× ×××××213 213行幸はめでたきもの
237よろづのことよりも 223220223223 220221223222222214 214よろづの事よりも,わびしげなる車に
238細殿にびんなき人なん 224221224224 221222224223223215 215細殿にびんなき人なむ,暁にかさささせて出でけるを
239三条の宮におはしますころ 225222225225 222223225224224216 216四条ノ宮におはしますころ
240御乳母の大輔の命婦 226223226226 22322422622522599 99御乳母の大輔の,今日
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241清水にこもりたりしに 227224227227 224225227226226281 281清水に籠りたるころ
242駅は 228225228228 225226228227227223 223むまやは
243社は 229226229229 226227229228228225 225社は
244蟻通の明神
245一条の院をば今内裏とぞいふ 230227230230 227228230229229241 241一条院をば今内裏とぞいふ
246身をかへて,天人などは 231228231231 228229231230230242 242身をかへたらむ人はかくやあらむと見ゆるものは
247雪高う降りて 232229232232 229230232231231243 243雪高う降りて,今もなほ降るに
248細殿の遣戸を 233230233233 230231233232232244 244細殿の遣戸を押しあけたれば
249岡は 234231234234 231232234233233224 224岡は
250降るものは 235232235235 232233235234234226 226降るもの
251雪は,檜皮葺 233236236 235
252日は 236234237237 233234236236235227 227日は
253月は 237235238238 234235237237235228 228月は
254星は 238236239239 235236238238237229 229星は
255雲は 239237240240 236237239239238230 230雲は
256さわがしきもの 240238241241 237238240240239231 231さわがしきもの
257ないがしろなるもの 241239242242 238239241241240232 232ないがしろなるもの
258ことばなめげなるもの 242240243243 239240242242241233 233ことばなめげなるもの
259さかしきもの 243241244244 240241243243242234 234さかしきもの
260ただ過ぎに過ぐるもの 244242245245 241242244244243245 245ただ過ぎに過ぐるもの
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261ことに人に知られぬもの 245243246246 242243245245244246 246ことに人に知られぬもの
262文ことばなめき人こそ 246244247247 24324424624624527 27文ことばなめき人こそ
263いみじうきたなきもの 247245248248 244245247247246250 250いみじくきたなきもの
264せめておそろしきもの 248246249249 245246248248247251 251せめておそろしきもの
265たのもしきもの 249247250250 246247249249248252 252たのもしきもの
266いみじうしたてて婿とりたるに 250248251251 247248250250249253 253いみじうしたてて婿取りたるに
267世の中になほいと心憂きものは 251249252252 248249251251250逸12 ××
268男こそ,なほいとありがたく 252250253253 249250252252251逸13 ××
269よろづのことよりも情あるこそ 253251254254 250251253253252逸14 ××
270人のうへいふを腹立つ人こそ 254252255255 251252254254253逸15 ××
271人の顔に,とり分きて 255253256256 252253255255254312 312人の顔にとりつきてよしと見ゆる所は
272古代の人の指貫着たるこそ 256254257257 253254256256255逸16 ××
273十月十よ日の月の 257255258258 254255257257256217 217十月十余日の月いと明かきに
274成信の中将こそ,人の声は 258256259259 255256258258257逸17 ××
275大蔵卿ばかり耳とき人はなし 259257260260 256257259259258218 218大蔵卿ばかり耳とき人はなし
×× ×××× ×××××219 219硯きたなげに塵ばみ
×× ×××× ×××××220 220人の硯を引き寄せて
×× ×××× ×××××221 221めづらしきと言ふべき事にはあらねど,文こそなほ
276うれしきもの 260258261261 257258260260259254 254うれしきもの
277御前にて人々とも 261259262262 258259261261260255 255御前に人々あまた,物仰せらるるついでなどに
278関白殿,二月廿一日に 262260263263 259260262262261256 256関白殿,二月十日のほどに,法興院の
279たふたきこと 263261264264 260261263263262257 257たふたき事
280歌は 264262265265 261262264264263258 258歌は
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281指貫は 265263266266 262263265265264259 259指貫は
282狩衣は 266264267267 263264266266265260260狩衣は
男はなにの色の衣をも着たれ 264267261
283単は 267265268268 265267266 261単は
284下襲は 268266269269 265266268268267263 263下襲は
285扇の骨は 269267270270 266267269269268264 264扇の骨は
286檜扇は 270268271271 267268270270269265 265檜扇は
287神は 271269272272 268269271271270266 266神は
288崎は 272270273273 269270272272271267 267崎は
289屋は 273271274274 270271273273272268 268屋は
290時奏する,いみじうをかし 274272275275 271272274274273269 269時奏するいみじうをかし
291日のうらうらとある昼つかた 275273276276 272273275275274270 270日のうらうらとある昼つかた
292成信の中将は,入道兵部卿の宮の 276274277277 273274276276275271 271成信の中将は,入道兵部卿宮の御子にて
293つねに文おこする人の 277275278278 274275277277276272 272常に文おこする人の
294今朝はさしも見えざりつる空の 279279 275277273 273ただ朝は,さしもあらざりつる空の,いと暗うかき曇りて
295きらきらしきもの 278276280280 276276278278278274 274きらきらしきもの
296神のいたう鳴るをりに 279277281281 277277279279279275 275神のいたく鳴るをりに
297坤元録(校本は源六)の御屏風こそ 280278282282 278278280280280276 276坤元録の御屏風こそ,をかしうおぼゆる名なれ
298節分方違などして 281279283283 279279281281281277 277方違へなどして,夜深く帰る
299雪のいと高く降りたるを,例ならず御格子まゐらせて 282280284284 280280282282282278 278雪のいと高う降りたるを
300陰陽師のもとなる小わらはべこそ 283281285285 281281283283283279 279陰陽師のもとなる童べ
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301三月ばかり,物忌しにとて 284282286286 282282284284284280 280三月ばかり物忌しにとて
302十二月廿四日,宮の御仏名の 285283287287 283283285285285282 282十二月二十四日,宮の御仏名の初夜
303宮仕する人々の出で集りて 286284288288 284284286286286283 283宮仕する人々の出であつまりて
家ひろくきよげにて 284 284家ひろく清げにて,親族はさらなり
304見ならひするもの 287285289289 285285287287287285 285見ならひするもの
305うちとくまじきもの 288286290290 286286288288288286 286うちとくまじきもの
306日のいとうららかなるに
307(右)衛門の尉なりける者の 289287291291 287287289289289287 287右衛門尉なる者の,えせなる親を持たりて
308小原の殿の御母上とこそは 290288292292 288288290290290288 288また,小野殿の母上こそは
309また,業平の中将のもとに 291289293293 289289291291291289 289また,業平が母の宮の
310をかしと思ふ歌を 292290294294 290290292292292290 290をかしと思ひし歌などを草子に書きておきたるに
311よろしき男を下衆女などのほめて 293291295295 291291293293293291 291よろしき男を,下衆女などのめで
312左右の衛門の尉を 294292296296 292292294294294逸18 ××
313大納言殿まゐり給ひて 295293297297 293293295295295292 292大納言殿まゐりて,文のことなど奏したまふに
314僧都の御乳母のままなど 296294298298 294294296296296293 293僧都の君の御乳母,御匣殿とこそは
315男は,女親亡くなりて 297295299299 295295297297297294 294男は,女親亡くなりて,親一人ある
316ある女房の,遠江の子なる人を 298296300300 296296298298298297 297ある女房の,遠江の守の子なる人を語らひてあるが
317びんなき所にて 299297301301 297297299299299298 298便なき所にて,人に物を言ひけるに
318「まことにや,やがては下る」と 300298302302 298298300300300296 296まことや,かうやへくだると言ひける人に
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一本1夜まさりするもの 一本1一本1一本1一 本
303
一本1一本1一本1一本1一本1逸 19 ××
2火かげにおとるもの 222304 22222逸20 ××
3聞きにくきもの 333305 33333逸21 ××
4文字に書きてあるやうあらめど心得ぬもの 444306 44444逸22 ××
5下の心かまへてきよげに見ゆるもの 555307 55555逸23 ××
6女の表着は 666308 66666逸24 ××
7唐衣は 777309 77777299 299唐衣は
8裳は 888310 88888300 300裳は
9汗衫は 999311 99999逸25 ××
10織物は 101010312 1010101010301 301織物は
11綾の紋は 111111313 1111111111302 302紋は
12薄様色紙は 121212314 1212121212逸26 ××
×× ×××× ×××××303 303夏のうは着は
13硯の箱は 131313315 1313131313逸27 ××
14筆は 141414316 1414141414逸28 ××
15墨は 151515317 1515151515逸29 ××
16貝は 161616318 1616161616逸30 ××
17櫛の箱は 171717319 1717171717逸31 ××
18鏡は 181818320 1818181818逸32 ××
19蒔絵は 191919321 1919191919逸33 ××
20火桶は 202020322 2020202020逸34 ××
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×夏のしつらひは(2類本より) 21××× ××21×21逸35 ××
冬のしつらひは(2類本より) 逸36 ××
21畳は 222121323 2121222122逸37 ××
22檳榔毛は 232222324 2222232223逸38 ××
23松の木立高き所の 242323325 2323242324319 319松の木立高う,庭ひろき家の
24きよげなるわらはべの 24
25宮仕所は 252424326 2524252425239 239宮仕へ所は
26荒れたる家の蓬ふかく 262525327 2625262526逸39 ××
27池ある所の五月長雨のころこそ 26328 272627
28長谷にまうでて局にゐたりしに 272627329 2827282627308 308初瀬に詣でて,局にゐたるに
29女房のまゐりまかでには 282728330 2928292728316 316女房のまかり出でまゐりする人の,車を借りられば
×一本 うしかひはおほきにてといふ次に ほうしは(ことすくなゝる)・女は・女のあそひは(二類本のみ,校本三巻本逸文目次より) ××× ×××××逸4 ××
×一本 心にくき物の下 夜ゐにまいりたるそうを(二類本のみ,校本三巻本逸文目次より) ××× ×××××逸11 ××
×また一本 霧は・いてゆは・たうには・ときは・下すたれは・めもあやなる物・めてたき物の人に名につきていふかひなくきこゆる・見るかひなき物・まつしけなる物・ほいなき物(二類本のみ,校本三巻本逸文目次より) ××× ××××逸40 ××
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×× ×××× ×××××310 310四位五位は冬。六位は夏
×× ×××× ×××××311 311品こそ男も女もあらまほしき事なンめれ
×× ×××× ×××××313 313たくみの物食ふこそ,いとあやしけれ
×× ×××× ×××××314 314物語をもせよ,昔物語もせよ
×× ×××× ×××××318 318清げなる若き人の,直衣も,うへの衣も,狩衣もいとよくて
319この草子,目に見え心に思ふ事を 301跋文跋文 跋文跋文321 321物暗うなりて,文字も書かれずなりにたり。筆も使ひ果てて,これを書き果てばや。この草子は,目に見え心に思ふ事を,人やは見むずると思ひて
左中将,まだ 322322左中将のいまだ伊勢の守と聞えし時
×× ×××× ×××××323 323わが心にもめでたくも思ふ事を,人に語り(長跋)

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