国宝『源氏物語絵巻』に関する文献目録(稿)

●管見に入った国宝『源氏物語絵巻』(『隆能源氏』)に関する文献のうち,国文学研究資料館の「国文学論文目録データベース」を,作成・追加時点で,「源氏物語絵巻」で検索して,ヒットしない論を挙げています。但し,別の検索語なら見つかるものを含みます。
●一部,関連する『源氏物語絵巻』以外の論文も取り上げています。また,論文以外の参考になるDVDなども挙げています。
●著者・編者の敬称は略させていただきました。
●間違いその他,ご指摘いただけたら幸甚です(nakajima@sap.hokkyodai.ac.jp)。
(平成19.4.1 作成,19.10.1追加)
著者 論文タイトル 『掲載誌(書)』巻号 発行者(編者) 発行時 備考
白畑よし 能楽と源氏物語絵巻 『宝生』1-8 わんや書店 昭27.8
脇本楽之軒 源氏物語絵巻序説 『芸術新潮』8-1 新潮社 昭32.1
秋山光和 源氏物語絵巻の構成と技法 『三彩』83 三彩社 昭32.1
倉田敬子 源氏物語絵巻の俯瞰法について 『美学』7-4 美学会 昭32.1
奥平英雄 源氏物語絵巻「御法」―名画の秘密 『美術手帖』183 美術出版社 昭36.1
鈴木敬三 源氏物語絵詞の風俗 『初期絵巻物の風俗史的研究』 吉川弘文館 昭36 第1編第1章。元の論文はデータベースにあり。
寺本直彦 源氏絵陳状考(上)―忠通ら筆二十巻本源氏絵巻に関する稲賀氏の仮説について― 『国語と国文学』41-9 東京大学国語国文学会 昭39.9
寺本直彦 源氏絵陳状考(下)―本文・白拍子・成立・小宰相の局― 『国語と国文学』41-11 東京大学国語国文学会 昭39.11
白畑よし 「源氏物語絵巻」小解 『日本美術工芸』315 日本美術工芸社 昭39.12
秋山光和 源氏物語絵巻の情景選択法と源氏絵の伝統 『平安時代世俗画の研究』 吉川弘文館 昭39 元はデータベースにあり。第2篇第6章。平14復刊。
秋山光和 源氏物語絵巻の構成と技法 『平安時代世俗画の研究』 吉川弘文館 昭39 原題は「源氏物語絵巻に関する新知見」。平14復刊。
玉上琢彌 隆能源氏絵詞「蓬生」鑑賞 『源氏物語評釈 別巻1 源氏物語研究』 角川書店 昭41 元は『国文学』29(関西大学,昭35.10)。
下店静市 源氏物語絵巻再吟味論 上 『史迹と美術』38-6 史迹美術同攷会 昭43.7
下店静市 源氏物語絵巻再吟味論 中 『史迹と美術』38-7 史迹美術同攷会 昭43.8
下店静市 源氏物語絵巻再吟味論 下 『史迹と美術』38-8 史迹美術同攷会 昭43.10
秋山光和
『王朝絵画の誕生 『源氏物語絵巻』をめぐって』 中公新書 昭43
田舎方敬子 隆能「源氏物語絵巻」絵詞の仮名字母に関する一調査 『金城国文』16-1 金城学院大学国文学会 昭44.9
小松茂美 源氏物語絵巻の制作年代―詞書の立場から 『国宝源氏物語絵巻』 講談社 昭46 『古筆学断章』(講談社,昭61)に再録。
山村和子 源氏物語の女性の服色―隆能源氏絵巻による― 『甲南国文』19 甲南女子大学国語国文学会 昭47.3
徳川義宣 源氏物語絵巻書風第一類断簡―「幻」の断簡か― 『金鯱叢書』3 徳川美術館 昭51
秋山光和
『日本の美術119 源氏絵』 至文堂 昭51
小松茂美
『日本絵巻大成1 源氏物語絵巻 寝覚物語絵巻』 中央公論社 昭52
秋山虔 『源氏物語』と「源氏物語絵巻」の間 『日本絵巻大成1 源氏物語絵巻 寝覚物語絵巻』 中央公論社 昭52
徳川義宣 源氏物語絵巻の成立の背景とその形態 『日本絵巻大成1 源氏物語絵巻 寝覚物語絵巻』 中央公論社 昭52
秋山光和 「源氏物語絵巻」若紫図断簡の原形確認 『国華』1011 国華社 昭53.5
野口武彦 桜の官能・その1 『花の詩学』 朝日新聞社 昭53 絵巻についての言及は無いが,柏木をめぐる「桜」について,彼が禁忌の恋に身を滅ぼす大きな原動力になった若菜上巻の垣間見との深い関わりを指摘。
また「蓬生の「松」が「待つ女」の暗喩であることや,この場面の「藤」が「匂ひ」という「視覚的官能性」を離れ「純粋芳香にのみ還元され」ており,「高雅な精神性」のあることも指摘されている。
前者については,原岡文子氏「『源氏物語』の「桜」考」(『物語研究 第二巻』新時代社,昭63)及び「『源氏物語』の桜―禁忌の恋をめぐって」(『国文学』46-5,平13.4)にも。
高松次郎 源氏物語絵巻―その空間について(展覧会から) 『みづゑ』897 美術出版社 昭54.12
秋山光和 院政期における女房の絵画制作―土佐の局と紀伊の局― 『古代中世の社会と思想』 三省堂 昭54 『日本絵巻物の研究 上巻』(中央公論美術出版,平12)所収。
吉田秀和 源氏物語絵巻へ(芸術散歩 5) 『海』12-7 中央公論社 昭55.7
伊井春樹 『源氏物語注釈』(書陵部蔵)所収の古注逸文の性格について 『源氏物語注釈史の研究』 桜楓社 昭55 元は『源氏物語の探究 第一輯』(風間書房,昭49)。
片桐洋一
『源氏物語絵詞―翻刻と解説』 大学堂書店 昭58
伊井春樹
『源氏綱目 付源氏絵詞』 桜楓社 昭59
寺本直彦 書陵部蔵『源氏秘義抄』付載源氏絵陳状追考 『源氏物語受容史論考 続』 風間書房 昭59 『源氏物語受容史論考』に「源氏絵陳状考(上)(下)」あり。
池田洋子 徳川黎明会・五島美術館等所蔵『源氏物語』絵巻の詞書料紙装飾の意味に関する一考察 『美術史』117 美術史学会 昭60.3 昭59年に東北大学で行われた美術史学会第37回全国大会の研究発表要旨。
徳川義宣 源氏物語絵巻 (徳川美術館開館50周年記念特別展) 『古美術』76 三彩社 昭60.10
徳川義宣 源氏物語絵巻について 『徳川美術館蔵品抄2 源氏物語絵巻』 徳川美術館編 昭60 『新版』は平7。ハードカバー。
徳川義宣 源氏物語絵巻 『徳川黎明会叢書 物語篇1』 思文閣出版 昭61
四辻秀紀 「源氏物語絵巻と王朝人の美意識」によせて (徳川美術館新館完成記念特別展) 『古美術』84 三彩社 昭62.10
小松茂美 源氏物語絵巻の成立 『日本の絵巻1 源氏物語絵巻 寝覚物語絵巻』 中央公論社 昭62
伊井春樹 源氏物語の伝統 『豪華〔源氏絵〕の世界 源氏物語』 秋山虔・田口榮一編,学習研究社 昭63
田口榮一 源氏絵の系譜―主題と変奏 『豪華〔源氏絵〕の世界 源氏物語』 秋山虔・田口榮一編,学習研究社 昭63
田口榮一 源氏絵帖別場面一覧表 『豪華〔源氏絵〕の世界 源氏物語』 秋山虔・田口榮一編,学習研究社 昭63
四辻秀紀 源氏物語絵巻の詞書料紙にみられる装飾について 『金鯱叢書』16 徳川美術館 平1
高橋亨
『物語と絵の遠近法』 ぺりかん社 平3
佐野みどり 物語絵の世界 『小学館ギャラリー 新編名宝日本の美術 第10巻 源氏物語絵巻』 小学館 平3
江上綏 西本願寺本三十六人集における能宣集 『秋山光和博士古稀記念美術史論文集』 便利堂 平3 「御法」詞書料紙第1紙の文様が言葉を表すとされる。
堀内祐子 物語の絵画化―『源氏物語絵巻』における絵画化の方法― 『秋山光和博士古稀記念美術史論文集』 便利堂 平3
佐野みどり 絵画に見る風俗表現の意味と機能 『秋山光和博士古稀記念美術史論文集』 便利堂 平3 『風流 造形 物語』に再録。
小松茂美
『コンパクト版 日本の絵巻1 源氏物語絵巻 寝覚物語絵巻』 中央公論社 平5
千野香織
『岩波日本美術の流れ3 10−13世紀の美術 王朝美の世界』 岩波書店 平5
中川正美 源氏絵と源氏物語―軟障・御簾・屏風・几帳― 『梅花短期大学研究紀要』42 梅花短期大学 平6.3
橋本治 ひらがな日本美術史-9-無慈悲に美しいもの「源氏物語絵巻」 『芸術新潮』45-3 新潮社 平6.3 →『ひらがな日本美術史』(新潮社,平7)
橋本治 ひらがな日本美術史-11-ふくよかなものの変遷「鳥毛立女屏風」と「源氏物語絵巻」 『芸術新潮』45-5 新潮社 平6.5 →『ひらがな日本美術史』(新潮社,平7)
徳川義宣 解説 日本古典絵巻館『国宝源氏物語絵巻』 徳川黎明会・五島美術館監修,貴重本刊行会 平6 複製。5冊。折本,帙入。製作便利堂。編集協力日本古典文学会。
高橋亨 源氏物語と絵画 『国文学』 学燈社 平7.2 これは「源氏物語絵巻」でヒットする。描かれた女房=語り手も指摘。
四辻秀紀 源氏物語の美術―「源氏物語絵巻」をめぐって 『新講 源氏物語を学ぶ人のために』 高橋亨・久保朝孝編,世界思想社 平7 これは「源氏物語絵巻」でヒットする。描かれた女房=語り手も指摘。
久下裕利 《源氏物語絵巻》の構図法 『源氏物語絵巻を読む―物語絵巻の視界』 笠間書院 平8
久下裕利 〈蓬生〉図を読む―末摘花との再会 『源氏物語絵巻を読む―物語絵巻の視界』 笠間書院 平8
久下裕利 〈鈴虫〉第二図を読む―父子相伝の笛 『源氏物語絵巻を読む―物語絵巻の視界』 笠間書院 平8
久下裕利 〈橋姫〉図を読む―図像解釈学への誘い 『源氏物語絵巻を読む―物語絵巻の視界』 笠間書院 平8
久下裕利 〈宿木〉第三図を読む―琵琶相伝 『源氏物語絵巻を読む―物語絵巻の視界』 笠間書院 平8
久下裕利 失われた画像―主題を求めて 『源氏物語絵巻を読む―物語絵巻の視界』 笠間書院 平8
河添房江 『源氏物語』,桜衣の世界 『国文学』42-5 学燈社 平9.4 壁代の桜文様が蹴鞠の日の宮の「桜の細長」を想起させると指摘。『性と文化の源氏物語 書く女の誕生』(筑摩書房,平10)所収。
江上綏 源氏物語の料紙装飾と『源氏物語』本文 『Sophia international review』19 上智大学 平9
石井正己
『絵と語りから物語を読む』 大修館書店 平9


『源氏物語図典』 秋山虔・小町谷照彦編,小学館 平9
佐野みどり
『風流 造形 物語―日本美術の構造と様態』 スカイドア 平9 『新編日本古典文学全集 二〇』月報一の「描かれた古典―源氏物語絵巻 女房の視点」を含む。
横島菜穂子 国宝源氏物語絵巻についての一考察 : 和歌の絵画化という視点から 『藝叢 :筑波大学芸術学研究誌』15 筑波大学 平10.
三谷邦明・三田村雅子
『源氏物語絵巻の謎を読み解く』 角川選書 平10
木谷眞理子 さまざまな「源氏絵」 『源氏物語ハンドブック』 鈴木日出男編,三省堂 平10

国宝源氏物語絵巻解説 『源氏物語必携事典』 秋山虔・室伏信助他編,角川書店 平10 「若紫」を含む。「宿木(一)」の垣間見の女房を「女二の宮か」とするなど若干不審あり。
池田忍
『日本絵画の女性像―ジェンダー美術史の視点から』 筑摩書房 平10
山崎正伸 隆能源氏物語絵巻 橋姫 『源氏物語の鑑賞と基礎知識 4 橋姫』 雨海博洋編,至文堂 平11.1
中川貴恵 〈源氏物語絵巻〉における場面選択法に関する一考察 『哲学会誌』23 学習院大学哲学会 平11.4
早川泰弘,平尾良光,三浦定俊他 ポータブル蛍光X線分析装置による国宝源氏物語絵巻の顔料解析 『保存科学』39 文化財研究所東京文化財研究所 平11.
秋山光和 「源氏物語」と私 「源氏物語絵巻」との触れ合いの中で 『源氏研究』4 翰林書房 平11
稲本万里子 「源氏物語絵巻」の詞書と絵をめぐって―雲居雁・女三宮・紫上の表象― 『叢書 想像する平安文学4 交渉することば』 河添房江他編,勉誠出版 平11
神内俊郎 『国宝源氏物語絵巻』高精細ディジタルアーカイブの試作 他(日立製作所) 『New media』18-2 ニューメディア 平12.2 特集 先導的アーカイブ映像制作支援事業作品。
中川正美 文と硯の光景―源氏絵の文法 『梅花女子大学文学部紀要(日本語・日本文学)』34 梅花女子大学文学部 平12.12
佐野みどり
『じっくり見たい『源氏物語絵巻』』 小学館 平12
片桐弥生 美術史における源氏物語―源氏絵の場面選択と図様の問題を中心に― 『源氏物語研究集成 第十四巻 源氏物語享受史』 風間書房 平12
秋山光和 源氏物語の絵画論 『日本絵巻物の研究 上巻』 中央公論美術出版 平12 第一章。元は有精堂『源氏物語講座 五』。
秋山光和 王朝の優雅と美―「源氏物語絵巻」― 『日本絵巻物の研究 上巻』 中央公論美術出版 平12 第二章。
秋山光和 「源氏物語絵巻」若紫図断簡の原形確認 『日本絵巻物の研究 上巻』 中央公論美術出版 平12 第三章。
秋山光和 源氏絵の系譜 『日本絵巻物の研究 上巻』 中央公論美術出版 平12 第四章。
秋山光和 院政期における女房の絵画製作―土佐の局と紀伊の局― 『日本絵巻物の研究 上巻』 中央公論美術出版 平12 第五章。
中嶋朋恵 源氏物語絵巻 東屋(二) 『源氏物語の鑑賞と基礎知識 6 東屋』 石埜敬子編,至文堂 平13.11
川島絹江 国宝『源氏物語絵巻』の詞書 『源氏物語の鑑賞と基礎知識 6 東屋』 石埜敬子編,至文堂 平13.11
大軒史子 国宝源氏物語絵巻「柏木」第三段 『源氏物語の鑑賞と基礎知識 15 柏木』 後藤祥子編,至文堂 平13.3 同氏による詞書と「「吹抜屋台」について」を併載。
横島菜穂子 国宝源氏物語絵巻に関する一考察―「横笛」における襖障子の機能について 『日本美術研究』1 筑波大学芸術学系日本美術史研究室 平13.9
倉田実 源氏物語絵巻「御法」巻鑑賞 『源氏物語の鑑賞と基礎知識 19 御法・幻』 小町谷照彦編,至文堂 平13.11
早川泰弘,三浦定俊,四辻秀紀他 国宝源氏物語絵巻にみられる彩色材料について 『保存科学』41 文化財研究所東京文化財研究所 平13年度
稲本万里子 源氏絵という権力 『週刊朝日百科 世界の文学24 源氏物語』 三田村雅子編,朝日新聞社 平13
久下裕利 国宝源氏物語絵巻<早蕨> 『學苑』738 昭和女子大学近代文化研究所 平14.1
宮島新一
『日本の美術 430 唐紙と金銀泥下絵』 至文堂 平14.3
伊東祐子 『源氏物語絵巻』「横笛」―場面選択について― 『源氏物語の鑑賞と基礎知識 26 横笛・鈴虫』 永井和子編,至文堂 平14.12 薄雲巻に紫の上が明石の姫君に乳をくくめる場面があることや,『源氏物語絵詞』の8場面中,第3の場面にそれが採られていることを指摘して,雲居の雁のしぐさのマイナス評価を疑問視する。
伊東祐子 「横笛」―詞書について― 『源氏物語の鑑賞と基礎知識 26 横笛・鈴虫』 永井和子編,至文堂 平14.12 保坂本と最も近いと見る。
楢原茂子 『源氏物語絵巻』「鈴虫I・II」 『源氏物語の鑑賞と基礎知識 26 横笛・鈴虫』 永井和子編,至文堂 平14.12 詞書も掲載。
横島菜穂子 国宝源氏物語絵巻における一考察―和歌をとりこむ表現について 『芸術学研究』6 筑波大学大学院博士課程芸術学研究科・人間総合科学研究科 平14.
稲本万里子 「源氏物語絵巻」を読み解く―蓬生・関屋段をめぐって― 『フェリス・カルチャーシリーズ1 源氏物語の魅力を探る』 フェリス女学院大学編,翰林書房 平14
永田雄次郎 大和絵瞥見―「源氏物語絵巻」東屋第一段を中心として 『美学論究』18 関西学院大学文学部美学研究室 平15.3
細見心一,深野淳,坂毛宏彰,辻田美和,辻田忠弘 国宝源氏物語絵巻「柏木(二)」における色の変化についての感性的研究 『情報処理学会研究報告 人文科学とコンピュータ研究会報告』2004(110) 社団法人情報処理学会 平16.11
久保木寿子 絵本・絵巻の可能性―絵とことばの表象をめぐって 『研究年報』9 白梅学園短期大学教育・福祉研究センター 平16.
早川泰弘 国宝源氏物語絵巻の彩色材料 (色をつくる) 『塗装工学』39-2 日本塗装技術協会 平16.
秋山光和 美術随想 『源氏物語絵巻』をめぐって 『美術フォーラム21』9 美術フォーラム21刊行会 平16.冬
皆本二三江
『だれが源氏物語絵巻を描いたのか』 草思社 平16 料紙についての拙稿を書いた後に拝読。江上綏氏の『Sophia international review』19の論文も紹介されていた。
細見心一,長谷川美和,辻田忠弘 国宝源氏物語絵巻「柏木(二)」における色と美の変化についての感性的研究 『甲南大学紀要 理工学編』52-1 甲南大学 平17.3
内藤正人 「源氏絵」の継承と創造―絵巻・扇面から屏風絵、そして江戸浮世絵へ 『国文学』50-4 學燈社 平17.4 特集:平安時代の文学とその臨界―いま何をしようとしているか。
藤本孝一 附論 絵巻の鑑賞方法―源氏物語絵巻 『日本の美術 No.468 『定家本源氏物語』冊子本の姿』 至文堂 平17.5
稲本万里子 「源氏物語絵巻」の情景選択に関する一考察―早蕨・宿木・東屋段をめぐって― 『源氏物語の鑑賞と基礎知識 41 宿木前半』 原岡文子編,至文堂 平17.6 『美術史』149(平12.10)の再録。補註を追加。
藤田一尊 国宝『源氏物語絵巻』蓬生段を読む 『源氏物語の鑑賞と基礎知識 36 蓬生・関屋』 小谷野純一編,至文堂 平17.10
藤田一尊 国宝『源氏物語絵巻』の制作時期とその形態 『源氏物語の鑑賞と基礎知識 36 蓬生・関屋』 小谷野純一編,至文堂 平17.10
河添房江 絵巻の復元模写から読み解く『源氏物語』 『源氏物語時空論』 東京大学出版会 平17 元はあり。
池田洋子 源氏物語絵巻の絵画画面構成の特質 『名古屋造形芸術大学・名古屋造形芸術大学短期大学部紀要』11 同朋学園名古屋造形芸術大学・名古屋造形芸術大学短期大学部 平17.
徳川美術館・五島美術館監修
『よみがえる源氏物語絵巻』 徳川美術館・五島美術館 平17
河添房江 絵巻の復元模写から読み解く『源氏物語』 『源氏物語時空論』 東京大学出版会 平17
河添房江 王朝の襲―絵巻の復元模写から読み解く『源氏物語』 『国文学』51-2 (特集:色の文芸史―隠されたメッセージ) 學燈社 平18.2
河添房江 復元模写から読み解く「源氏物語絵巻」と『源氏物語』―「夕霧」「御法」「東屋(二)」を中心に― 『国語と国文学』83-6 東京大学国語国文学会 平18.6
青木慎一 「源氏物語絵巻」における夕霧―柏木〜御法段の情景選択から 『立教大学大学院日本文学論叢』6 立教大学大学院文学研究科日本文学専攻 平18.8
河添房江 「橋姫」の段の多層的時間 『文学』7-5 岩波書店 平18.9
池田洋子 源氏物語絵巻の特性 : 1画面複数視点の構成方法の特性から見る4グループの絵画制作の考え方の違い(1) 『名古屋造形芸術大学・名古屋造形芸術大学短期大学部紀要』12 同朋学園名古屋造形芸術大学・名古屋造形芸術大学短期大学部 平18.
NHK名古屋「よみがえる源氏物語絵巻」取材班
『よみがえる源氏物語絵巻 全巻復元に挑む』 日本放送出版協会 平18 復元模写「柏木2」の「桜の直衣」についての原岡文子氏の御発言を含む。


『よみがえる源氏物語絵巻 DVD−BOX』 NHKエンタ−プライズ 平18 5巻1組。「源氏物語千年紀」の平成20年の大晦日まで,「京都府 P2Pネットワーク実験公式ホームページ」で無料配信!
三田村雅子
『草木のなびき、心の揺らぎ 源氏物語絵巻を読み直す』 フェリス・ブックス 平18
佐野みどり・三田村雅子・河添房江 座談会 描かれた『源氏物語』 『源氏物語をいま読み解く1 描かれた源氏物語』 三田村雅子・河添房江編,翰林書房 平18
立石和弘 源氏物語の境界表象 『源氏物語をいま読み解く1 描かれた源氏物語』 三田村雅子・河添房江編,翰林書房 平18
河添房江 「源氏物語絵巻」と物語の《記憶》をめぐる断章 『源氏物語をいま読み解く1 描かれた源氏物語』 三田村雅子・河添房江編,翰林書房 平18
稲本万里子 女三宮再考 『源氏物語をいま読み解く1 描かれた源氏物語』 三田村雅子・河添房江編,翰林書房 平18
徳原茂実 裳を着けた女三の宮―源氏物語絵巻「鈴虫」試論 『武庫川国文』69 武庫川女子大学国文学会 平19.2
渋谷栄一 平安末期における「源氏物語」の抄出書写―国宝『源氏物語絵巻』絵詞と藤原伊行『源氏釈』抄出本文を中心として 『日本文學論究』66 國學院大學國文學會 平19.3
中島和歌子 『源氏物語絵巻』詞書料紙装飾と物語との関係―「蓬生」の波と三角、「柏木」の柳・梅・雁、「鈴虫」の斜線を中心に― 『語学文学』45 北海道教育大学語学文学会 平19.3 注2で,島尾新氏のお名前が「鳥」尾になっています。大変失礼いたしました。
中島和歌子 『源氏物語絵巻』「御法」の解釈―光源氏の金の太陽の蝙蝠扇を中心に― 『北海道教育大学紀要(人文科学・社会科学編)』58-1 北海道教育大学 平19.8 「御法」「宿木(三)」の秋草の比喩についても触れた。後者は,「萩」=中の君,「薄」=匂宮,「藤袴」=薫か。
CiNii大学図書館のサイトにPDFで全文掲載。
池田洋子 源氏物語絵巻の特性 : 1画面複数視点の構成方法の特性から見る4グループの絵画制作の考え方の違い(2) 『名古屋造形芸術大学・名古屋造形芸術大学短期大学部紀要』13 同朋学園名古屋造形芸術大学・名古屋造形芸術大学短期大学部 平19.
原岡文子 紫の上終焉、悲しみの構図―「源氏物語絵巻」「御法」等を起点に― 『源氏物語へ 源氏物語から』 永井和子編,笠間書院 平19


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